ないものねだりの欲求不満

 

あーーーーーーーーーー!!

 

能動的に、何かしたい。

生産的なことをしたい。

クリエイティブなことをしたい。

 


ここ数ヶ月以上、
そんな思いを抱えながら
日々を過ごしている。

 

 

多分、根がアクティブ(?)なんだろう。

 

 

転職して、プライベートに余裕ができて、
一人でいる時間も
大切にできるようになった。

 

漫画読んだり犬と遊んだり出かけたり、
そういう時間も大好きなのだけど。



なんとなく、どこか、
焦りを感じる自分がいる。
時間を浪費している感じ?

 

 

 

 

先生をやっている時は、
そんなことはなかった。

そんなことを考える暇はなかった、
というのが正しいかもしれない。

 

まだ経験も浅いし、要領も悪くて、
全力で向かうしかなかったから。

 

 

ただ、それだけじゃなくて。

 

「仕事」と、「人生でやりたいこと」が
合致していたから、

「私のやりたいことって何だろう?」
という悩みは湧いてこなかったんだと思う。

 

 

 

 

まぁ「やりたいこと」と、
「ライフスタイル」「人生プラン」が
初めから全て合致する人なんて、
そうそういないだろう。

もしいれば、
「人生何周目ですか?」と聞きたい。

 

 

 

そうこう考えているうちに、
前にも同じようなことを書いたのを
思い出した。

edo-word.hatenablog.com



 

(え?もう2年前になるんですか…。)

 

 

久々に読み返してみたけど、
考えてることが今も
あんまり変わってなくて、草。

 

でも、少し嬉しくもある。

 

私は、なにか まだ夢を
持っていたいのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

最近、ちょくちょく
弾き語りのライブを観に行く。


当たり前だが、みんな上手。

 

それでも、ここから有名になるのは
一握りなんだなぁと思うと、
不思議な気持ちになる。

 

 

 

そして勝手に、
「やっぱり自信がある人は良いね」
とか
「まぁどこでもおりそうな感じ」
とか、心の中で
いくらか批評をする。
観客として、当然の権利だ。

 

 

ただ、そういう時に
意識するようにしているのは、
江頭2:50の言葉。

 

 

あの人は映画評論を
するらしいのだけど、
それについて語った言葉が

 

 

例え、どんなにつまらない
 映画があったとしても、
 批評するオレよりも
 映画のほうが上だ!

 

 もし、映画がウンコでも、
 オレはそれをエサにしてしか
 生きていけないハエなんだ。
 批評することは簡単だけど、
 創ることは難しいぜ!

 

というもの。

 

初めて聞いた時には、
ガツンと衝撃をくらった。
(例の如く、ツイッターで見かけた)

 

 

この言葉に触れるまでは、
例えばそこらの歌手に対して

「この人、こんなクオリティで、
 やってる意味あるんかな…」

とか、普通に感じていたと思う。

 

 

でも、今は違う。

自分で何かを創り出す人って、
本当にすごい。
ていうか、
何かしら行動する人ってすごい。

と、めちゃくちゃ思う。

 

どんなクオリティでも、
それを実行している時点で、
まず賞賛に値すると感じる。

 

 

 

(これは、「実際にやっていない人がとやかく言うな」という話ではない。他者からの批評は大事なものだし、意見を言う上で変な気遣いは要らないと思う。ただ、「消費者は生産者に対して、常にリスペクトの念を持っているべき」という話)

 

 

 

ほんで、やっぱ、
「私も なんかやりたいなぁ」
と思うタチなのであります。

 

 

かなり前になるけど、
大学の後輩:ヨッシー
(後輩と言うには少し恐れ多い)
の呟いていたことが、
今でも印象に残っている。

 

 

 

そう、創るのって、面白いんだよなぁ。。。
まぁ、向き不向き、それぞれの好みは
もちろんあるはずだけども。

 


バンドだったり、踊りだったり、
練習して人前で披露することも、そう。


観たり聴いたりするだけでも、
もちろん楽しいんだけどね。

 

 

 

 

なにか生産して、「どうだったかしら」と
消費者の反応を見るのって、
授業も同じだったかもしれない。

 

授業だけじゃなくて、言葉や行動も。
なにかを、伝えようとすること。

 

 

 

私は、自分から
なにか生産したり発信したり、
そういうことをしたいんだな。
その面白さを、
今の生活では感じられないでいる。


だから、ひとまずは
ブログを書くことにしがみついてる。
(半年くらい空いてますけど)

 

 

 

でも、消費者の反応ばかり伺って
それに合わせてるだけでは、
いずれは「自分」がなくなる。

 

だからこそ、仕事とか関係なく、


「自分が」やりたいこと、
伝えたいこと、創りたいものを
実行し続けている人には、
ひときわ尊敬の念を持ってしまう。

 

というか、うらやましい。
(また出た、うらやましい病)

 

 

 

例えば、自分の仕事とは別で、
同人誌描いてコミケに出店する人とか。

どこからそんな活力が
湧いてくるのだろう?

 

 

もはや、収入とかではない。
なんなら赤字になっても、
「やりたいからやってる」んだろう。

 

そんな純粋な、欲求・活力が、
ただただ うらやましい。憧れる。

 

 

 

最近の私の興味といえば、もっぱら
「貯金ってどうすれば貯まるの」
「出産っていつまで大丈夫かな」
「家を買うならいつがベストかな」

 

 

 

いや、いいんだよ。いいんですけど。
むしろ「真っ当」なのかもしれないけど。

 


私は、何かしたい、と思っているまま、
いつの間にか今年で29歳なのだ。

 

 

そんなことを言いながら、
ブログさえ書かずに
犬とダラダラして終わる一日もある。

 

いえ、それも幸せなんですけど。

 

 

結局、「何者」にもなれない自分に、
寂しさを抱える自己愛ですか。。。
(漫画『来世ではちゃんとします』の梅ちゃんが、同じことで悩んでいて救われた)

 

 

 

とはいえ、このゆったりした日々も
手離したくないのだから、困ったものだ。

 

何かを得るには、
何かを捨てなければならない
とは、よく言ったものだと思う。

 

 

 

前の職場で、
「全部欲しがろうとするなんて、
 欲張りですね」と
言われたことがあった。
(食べ物の話ではない)

 

 

 

たしかに、その通りなのだ。


今も十分幸せだけど、
もっと満たされたい。やりがいが欲しい。

 

 

 

一生、ないものねだりは続くのか。

 

 

…でも、

「アーティストは一生
 満足してはいけない。
 満足した段階で、
 何かが終わってしまう気がする」

ということを、
福山雅治兄さんも言っていたし。

 

 

アーティスト気質ってことで、
どうだろう。笑

 

 

 

 

 

来月から、10年来の友人が
ゲストハウス経営の夢を追って、
”まずは” 沖縄へ旅立つ。

”まずは 沖縄へ” って、
もう、それ自体が一つの旅じゃん。笑 

 

 

すげぇキラキラ。
本当に、頑張ってほしい。

 

眩しい気持ちで応援しながら、
私も なにか始められないかな~と
ひそかに目論み続けている。