電車内での出来事。

 

 

電車の中でイラッとするもの第1位

 

脚を広げて座るヤツ

(大体、男)

 

 

 

広げてるとか、組んでるとか
状態は様々だが、

 

「テメェの分 詰めたら
 もう一人座れるんだよ!!」

 

ただただ、ムカつく。

 

 

 

 

さて、帰りの電車で
そんなヤツの隣席が
空いていたため、

 

「お前の圧になんか屈さねえよ」
という気持ちで座りに行った。

 

 

 

でもやっぱり、ヤツは
席を詰めない。

 

 

 

「チッ。。まぁそうだろうな、ハッ」

 

と思いつつも、
そこで終わっていたのだが。。。

 

 

 

問題は
その一駅あとに乗ってきた、
キャリーを持ったオバ様だ。

 

 

 

大きめの荷物を持った
オバ(ア?)様が
前に来たもんで、私が

 

「わ…ここは席を譲るべき
 なんでしょうね…
 でもしんどいな…
 あ~、どうしよ…」

 

 

とモヤモヤしていた時。

 

 

 

 

 

「…席一人分くらい
 空けへんのかぃ…」

 

 

 

 

 

…えッッ!!!???
なんか、オバ様ボソボソ
文句言ってる!!!!?

 

 

 

 

めちゃくちゃ気まずい

 

 

 

 

譲らんのも薄情だが…
…本人が言うのは違くないか???
譲る気失せた〜〜〜〜…

 

 

 

きっとオバ様は隣席の男に
言ったのだけど、それでも
めちゃくちゃ気まずい。

 

 

 

 

もう譲るに譲れねーよ。。。

 

 

 

 

 

もはや膝に反対側の足首を
乗せてガッツリ脚を組む男と、

 

小さなキャリーを持って
ブツブツ文句を言うオバ様、

 

それに挟まれて
本を読む私。

 

 

カオス。。。。

 

 

 

 

地獄だ〜〜〜〜〜!!!

早く着いてくれ〜〜〜!!!!笑

 

 

 

 

 

 

 

できる限り邪念を追っ払って、
本に集中してる人になりきった。

 

 

 

 

 

さて、、、やっと次の駅や、、

 

 

そのとき、とうとう
オバ様が放った。

 

 

 

「ちょっと、お兄ちゃん。
 そんな、脚広げて座らんの!」

 

 

動揺する、脚広げ男。

 

 

 

「その、脚!
 脚閉じな、ってゆーてんの!!」

 

 

 

 

脚広げ男が…

 

 

脚を、シュッと、閉じた…!!

 

 

 

 

 

 

オォォ~~~~~!!☆彡

(お前、話分かるんじゃねぇか!!言われて閉じるなら なぜ初めから閉じない!!!?とは思った)

 

 

私は、オバ様の言葉に
ウンウンと頷き、

 

 

敬意を表すつもりで、席を譲った。

(遅い)

 

 

 

 

 

 

あのオバ様は、周りから
どう思われていただろうか。

 

 

 

オバ様的には、
自分が座りたい一心で


「脚をひろげて座るな」

 

と言っただけかもしれない。

 

 

 

 

ただやっぱり、

あの一言は、周りが思っていても
言わなかったものだと思う。

 

 

素敵だと思った。

 


社会のマナーなんかは

社会全体で正していくべきだと
思うんだよな。

 

 

(「クセスゴ」のスリムクラブのネタに影響受けてる部分も、少なからずある…)

www.youtube.com

 

 

 

 

特に、子どもに対しては
強く思う。

 

 

 

例えば

電車内でうるさくしている
小学生がいたとして。

 

「親はどんな教育してるんや」

 

 

そう思うのも当然なのだけど、

 

「君ら、電車で騒いだらアカンよ」

 

と 周りが言えたら、もっといい。

 

 

 

 

 

自分も覚えがあるが、

身内以外の大人に怒られることって、
かなりショッキングな出来事である。

 

 

その瞬間は「ハ!?何!?」と
反発的に感じたとしても、

 

後から絶対、心に残るものがある。

 

 


知らない人に怒られるなんて、
めちゃくちゃ恥ずかしいから。

 

道徳で、そんな話読んだ覚えあるな。

 

 

 

 

あの青年は、もしかしたら

「電車では足を閉じるものだよ」

と、教わる機会が一度も
なかったのかもしれない

 

親が何でも教えられるとは
限らないし。

 

 

 

まぁ~~~理想論であるし、

実際、自分は言えるのかというと
難しいところだ。

 

(電車内での大声のケンカに「降りてからやってくれませんか?」と言ってやったことはあるが…)

 

 

 

 

文句を言っている時には
正直引いてしまったけれど、

 

あのオバ様の言動に
「おぉ!」と思った乗客が
多いことを願う。

 

 

 

ただ、オバ様を敬うつもりで
私は席を譲ったのだが、

 

「このババァうっせーな、そんなに
 座りたいなら譲ってやるよ」

という風に見えていたらどうしよう。

 

 

オバ様を立てるどころか、
悪者に仕立て上げることに
なってしまったのでは。

 

 

そんなことを考え始め、

結局モヤモヤしてしまうのだった。